Rock_ozanari’s diary

ノージャンル。音楽系はまあまあ多いです。

若い人にウケる音楽ってどうしたらいいんですか?


俺は歌詠み鳥というユニットを組んで大体月に2回くらいライブしてるんですけど、客層がマジで親。親までいかなくても親戚のおじさん、くらいの年齢層の人が大半。
ライブハウスで同世代くらいのバンドと対バンして、俺がお客さんと喋ってる所を見たそのバンドのボーカルの青年に言われた言葉が「親子みたい(笑)」

音楽をある程度真剣にやろうと思ったら、ターゲットを決めないといけないと思うんですけど、それが俺たちには30後半から60くらい。実際それより下の人も観に来てくれるんだけど、大半は上の世代。40代が一番多いかな、多分。
目論見通りのお客さんが来てくれるのは本当嬉しいし、なんかめっちゃ酒奢ってくれるし本当嬉しいしなんというか本当にありがとうございます。アマチュアバンドマンやアマチュアバンドマンだった事がある人はわかると思うんですけど、元々友達でも知り合いでも無かった人が繰り返しライブに来てくれるようになるってめちゃくちゃ幸せな事なんですよ。
そんな中で1月に飲んだビール、缶、瓶、生全部含めて87杯だったんですが、その内76杯が人の奢りです。マジか。というか飲み過ぎでは。
飲んだ杯数を覚えているのには理由があって、それは後述します。

いろんなバンドやシンガーと対バンして、若いお客さんをしっかり集めてる若いバンドやシンガーに出会うんだけど、凄いんだよね。感性がちゃんと若い。音楽しばらくやってると大体みんな今活躍してるバンドのルーツになったバンドとかを聴き始めて、そればっかりになったりする。もちろん全員じゃないけど。
例えばだけど、ベースボールベアーを最初聴いてたけどスーパーカーとか岡村靖幸ナンバーガールばかり聴くようになる、とか。ベボベも今や若いバンドでは無いと思うけど、例が思い浮かばなかったからベボベだ。ベボベの感性は若いしな。一生青春。

そんな中でちゃんと若い感性持ってやってるバンドって凄いなと思う。まだ自転車のタイヤにテニスボール挟むのとかスウェットで深夜のドンキ行くのかっこいいと信じてるんだと思う。
うちのユニットなんて完全に鬱病のおっさんですからね、感性が。ボーカルは女の子なんだけど曲と歌詞は俺だからこれはもうしょうがない。
たまにライブ終わった後に「めっちゃ良かったです!歌詞が〜」みたいな事言ってくれる若い人いるんだけど、だいたい目の奥に光が無いタイプの女の子だったりする。みんな幸せになってくれ。あと長袖を着てくれ。

話を戻して酒の杯数を覚えてた話なんだけど、俺はいつも金がかなりシビアにないんです。具体例出すと、主食が小麦粉を水で練って焼いた奴と業務スーパーで買ったゴミ一歩手前のモヤシ。あと健康に気を使ってカロリーメイト
そんな境遇なのに酒が好きだから、歳上の友人たちがよく酒を奢ってくれて、最近はその境遇を知らない人でも、お客さんとか、その時たまたまライブハウスにいてうちのユニットを気に入ってくれた人とかが奢ってくれる。

ライブハウスのお酒って高いんですよ。相場だと一杯500円か600円。中ジョッキより少ない量の生が500円、ハイネケンなんかの瓶ビールが600円。この辺りが多分平均。もちろん経営にも金がかかる訳で、店としてやってる以上は成り立たせるって段階より一歩進んで、儲けを出すって所までやらなきゃいけない。それは当然だから、ライブハウスの酒が高い事に文句を言うつもりは本当に一切ないけど、高いというのは事実として確かに存在してる。
そんな割高な酒を、他人である俺に惜しみなく奢ってくれる。俺ももう大人だし金を稼ぐ大変さってちゃんとわかってるから、それに対する感謝って絶対に忘れちゃいけないと思うんです。こういう事いうと自己啓発っぽくて嫌なんだけど、でも実際そう。人から奢ってもらった酒の事は絶対に忘れちゃいけないし、だから毎月はやらないけど、一ヶ月くらいは杯数数えてみようかな、と思ったのが前述した酒の杯数を覚えていた理由。飲み過ぎ。

タイトルと全然関係ない所に不時着するのは俺のブログあるあるだよね。許せ。今夜も酒を煽って眠ってしまうのさ。

そんな訳で、若い人も若くない人も、良かったら聴いてください。気が向いたらライブに遊びに来てください。「歌詠み鳥」とYouTubeで検索すれば『化生』という曲のMVが出てきます。URLは以下です。

そんな感じで。若い感性がほしい。それでは。